福島県立会津学鳳中学校・高等学校

会津学鳳高等学校は、大正13年に開校し、若松女子高等学校など幾度かの校名変遷を経て、平…

福島県立会津学鳳中学校・高等学校

会津学鳳高等学校は、大正13年に開校し、若松女子高等学校など幾度かの校名変遷を経て、平成14年に男女共学の全日制総合学科の高等学校となった歴史と伝統を持つ学校です。また、会津学鳳中学校は、会津学鳳高等学校に併設する中高一貫校として平成19年に開校した本県初の県立中学校です。

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最近の記事

もしも会津盆地で大災害が起こったら?〜東北大学減災教育「結」プロジェクト〜

震災を知らない世代が災害に対して当事者意識を持つために  令和6年6月21日(金)、中学2年生が東北大学減災教育「結(ゆい)」プロジェクト出前講座を受講しました。彼らの多くは平成23年(2011年)、東日本大震災が発生した年に生まれた学年です。 「結」プロジェクトとは?  このプロジェクトは、東日本大震災の経験と教訓を踏まえ東北大学が行っている防災・減災に関する取組です。震災の経験を風化させず次世代へ語り継いでもらうことや、いざという時の対応力を高めることを目的として

    • SSH 只見のブナ林研修

      高校1年生が、只見のブナ林研修を行いました。(2024/5/29-6/12) 生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)に登録されている只見ブナ林について、特有の自然環境や生物多様性とその保護・保全、持続可能な環境・資源の利活用方法を講義やフィールドワーク調査をとおして理解することが目的です。 現地調査(フィールドワーク)では、只見ブナセンターの職員からの解説を聞いたり、植物サンプルを採取したりしました。また、ただみ・ブナと川のミュージアムを見学して、只見の自然豊かな森林について

      • 会津の高校生たちが、会津地域の課題に取り組み、会津を動かしていく〜ALMSが今年度もスタート!

         本校のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の取組の一つとして令和4年度に始まった、高校生による会津地域活性化プロジェクト(ALMS アルムス)が今年度も始まりました。これは、学校の垣根を超えて、会津地域の地域課題を高校生・企業自治体ともに解決し、会津地域を活性化させるというプロジェクトです。3年目の今年は、会津学鳳高校の他に、会津ザベリオ高校と会津高校の生徒も参加。そして高校生の活動を支える22の企業や団体、自治体にも参加していただきます。 高校生の会津に対する熱い思

        • 【校長室より】自分の中に問いを立てて考える重要性

           本校に、5月27日から3週間、5名の教育実習生がやってきました。全員が本校の卒業生。教師になりたいという志を強く持って、時にエネルギッシュに、時に優しく生徒たちに接してくれました。  私も1週目に、実習担当の先生から講話をお願いされました。「学びの変革って言われているんだから、型通りの研究授業はもちろんやらないといけないけれど、皆さんの柔軟な発想で冒険したっていいんじゃない?」と実習生に声をかけました。  さて、3週目の後半、一人の実習生が「大学で哲学対話を勉強していたので

        もしも会津盆地で大災害が起こったら?〜東北大学減災教育「結」プロジェクト〜

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        • SSH(スーパーサイエンスハイスクール)
          21本
        • 校長室より
          9本

        記事

          会津学鳳高等学校 学校案内パンフレット2024

           今年度の本校の学校案内パンフレットが完成しました。磐梯山を望む大空に校章である鳳凰が悠々と羽ばたく表紙。ページをめくると、カリキュラムの特色や本校ならではのキャリア教育の取組、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の紹介、部活動や卒業生の進路状況などが盛り込まれています。  このパンフレットを携えて、本校職員がさっそく本日からご依頼のあった中学校での高校説明会に行ってまいります。以下のリンク先からもパンフレットをご覧になれます。 https://aizugakuho-h

          会津学鳳高等学校 学校案内パンフレット2024

          【校長室より】自分だけの進路実現ストーリーを編んでいこう

          「進路の手引き」学鳳の先生方や卒業生たちの思いがたくさん詰まってます  会津学鳳にきてまもなく、進路指導部の先生に「令和6年度 進路の手引き」の巻頭言をお願いされました。先日ようやく冊子が完成し、生徒の皆さんの手元に近々届くと思います。(もう担任の先生から渡されたクラスもあるかもしれません)今回は、その手引きの巻頭言を記事にしてみました。  学鳳生として進路を考えるうえで、この手引きはとても役立ちます。  3年生にとっては、いよいよ進路について本格的に考える時期になりました

          【校長室より】自分だけの進路実現ストーリーを編んでいこう

          【校長室より】「住みよい社会にするために」私ができることは何だろう?

           5月28日、中学校のあるクラスの時間割です。この日は午前中に熱中症対策講座、6校時には職業人講話と、外部の講師を招いての授業が続きます。  7校時の授業は、道徳の授業。中学校の先生方や前日から実習の始まった教育実習生とともに参観しました。今日の道徳のテーマは「住みよい社会に」。私たちにとっての「住みよさ」って何でしょうか?交通の便、幸せ、安心・安全など・・・生徒からはいろいろな意見が出たけれど、今日は監視カメラが導入されていたずらや犯罪が少なくなった自治体の話でした。

          【校長室より】「住みよい社会にするために」私ができることは何だろう?

          厳しい暑さを迎える前に

          厳しい暑さを迎える前に、中学2年生の生徒たちが熱中症対策について学ぶ出前講座を受講しました。(2024/05/28) この講座は、福島県気候変動適応センターが、学校生活等における熱中症予防対策を促すために実施したものです。 生徒たちは、地球温暖化による福島県内の気候変動の状況や熱中症予防の指数であるWBGTについて説明を受けました。 その後、数人のグループに分かれ、専用の計測器を使って校内の各地点でWBGTを測定しました。 当日はあいにくの雨模様となりましたが、場所によっ

          【校長室より】教職員働き方改革アクションプランにご理解とご協力を②(本校における取組)

           前回ご紹介した「教職員働き方改革アクションプラン」に基づいた、今年度の本校での取組についてお知らせします。(4月27日のPTA総会でお知らせした内容です。) 学校閉庁日の設定  生徒がご家庭での祭事や地域の行事などに積極的に参加し見聞を広めるとともに、教職員が週休日の振替や休暇を取得しやすくするため、夏季休業中に学校閉庁日を設けております。  学校閉庁日 8月13日・14日・15日(令和6年度の場合) 部活動の適切な活動時間  部活動については、生徒の健康・安全を第

          【校長室より】教職員働き方改革アクションプランにご理解とご協力を②(本校における取組)

          民主主義の練習の場としての学校

          対話をとおしての合意形成は、経験と練習によって学ぶ必要があります。意見の対立はあってしかるべきもの。そこからいかにして、みんな納得できる合意を見出すことができるのか。それを学ぶ場としての学校でもあります。 中学校と高校でそれぞれ生徒総会が開かれました。 生徒たちは会議のルールを知り、ルールに基づいて決議し、民主主義の基本について学びました。 高校の生徒総会では、部活動と委員会の今年度の目標や取り組み内容も発表されました。(2024/05/02) 中学校の生徒総会では、タブレ

          民主主義の練習の場としての学校

          【校長室より】教職員働き方改革アクションプランにご理解とご協力を①(県教育委員会からのメッセージ)

           教職員の多忙化が全国的に問題になっている中で、福島県教育委員会では令和6年2月に「教職員働き方改革アクションプラン」を策定しました。  →教職員働き方改革アクションプランはこちら  →プランの概要版はこちら みんなで変わろう!変えよう!子どもたちの未来のために  上記は、このアクションプランのサブタイトルです。「子どもたちの未来のために」も、福島県の教育環境がさらに良いものになるよう、教職員、保護者、地域住民の総力を結集していきましょう、という思いが込められています。

          【校長室より】教職員働き方改革アクションプランにご理解とご協力を①(県教育委員会からのメッセージ)

          【校長室より】自分を信じ、仲間を信じ、高みを目指そう!(福島県高等学校体育大会会津地区予選)

           5月第2週は、多くの競技で福島県高等学校体育大会会津地区予選が開催されました。会津地区での上位入賞そして県大会出場を目指して、生徒たちの活躍が光りました。5月11日(土)・12日(日)の様子をお伝えします。  選手の皆さん、これまでの練習の成果を存分に発揮できたでしょうか?応援席では下級生たちが先輩たちのプレーを憧れのまなざしで見ていたのが印象に残っています。  競技によっては月曜日まで大会が続きます。週明け、各部活動の大会での活躍ぶりが聞けることを期待しています! #

          【校長室より】自分を信じ、仲間を信じ、高みを目指そう!(福島県高等学校体育大会会津地区予選)

          SSH 月の起源を探る〜小型月着陸実証機SLIMプロジェクトについて〜

          基礎科学の大切さや先進的な科学の存在を知るとともに、生徒の探究活動の動機づけを図る目的として、SSH講演会を高校全生徒と中学3年生を対象に行いました。(2024/05/01) 会津大学コンピュータ理工科学情報システム学部門の本田親寿(ほんだ ちかとし)氏を講師として迎え、「月の起源を探る〜小型月着陸実証機SLIMプロジェクトについて〜」を演題に講演いただきました。 今回の講義では、月の起源や進化(成長)をどのような観測で知ることができるのか、小型月着陸実証機(SLIM)がど

          SSH 月の起源を探る〜小型月着陸実証機SLIMプロジェクトについて〜

          あるく あるく ひたすらあるく 初夏の会津野 風を感じながら

          学鳳ウォークは 初夏の風を感じながらひたすら歩く 会津学鳳中学校・高等学校合同の伝統の行事です。 今年も、市内神指町の大川南合緑地グランドから、大川(阿賀川)に沿って南に下り、本郷大橋を渡って対岸へ渡り、出発地に戻る全長17kmのコースで行いました。(2024/05/02) 当日の天候は晴れ、初夏の風も心地よく、全校生が元気にスタートしました。 しだいに熱く感じる日差しとなりましたが、全身で初夏の風を感じて気持ち良く歩きました。 学鳳ウォークは、平成22年に遠足に代わる

          あるく あるく ひたすらあるく 初夏の会津野 風を感じながら

          【校長室より】第76回春季東北地区高等学校野球会津支部大会準決勝

           4月28日(日)第76回春季東北地区高等学校野球会津支部大会の準決勝を応援してきました。対戦相手は、若松商業高校。初夏を思わせる暑さの中、学鳳球児たちの熱戦が繰り広げられました。  最初に点を取ったのは学鳳高校。  その後、3回に5点を入れて有利な展開で後半戦へ。  しかし、若松商業も6回裏に4点を返し油断できない状況になりました。  応援も必死です。  7回表には3点を奪い返し、8対6で勝利しました。  決勝戦は、5月3日(金)会津球場にて、対戦相手は会津北嶺高校で

          【校長室より】第76回春季東北地区高等学校野球会津支部大会準決勝

          4月のある日の会津学鳳

          会津学鳳は中学生と高校生が同じ空間を共有しています。 校舎内では、中高6つの学年が、それぞれに、時には合同で様々な活動をしているところに出会います。 校内のある日の風景をまとめました。 4月、中学と高校で新たに新入生を迎えた会津学鳳では、入学式の翌日の対面式の後、恒例の新入生歓迎行事が行われました。(2024/04/09) 新年度がスタートするにあたり、高校では薬物乱用防止講話、インターネット等のトラブルに遭わないための生活安全講話を実施。 また、中学校と高校それぞれで交