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SSH 只見のブナ林研修

高校1年生が、只見のブナ林研修を行いました。(2024/5/29-6/12)
生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)に登録されている只見ブナ林について、特有の自然環境や生物多様性とその保護・保全、持続可能な環境・資源の利活用方法を講義やフィールドワーク調査をとおして理解することが目的です。

現地調査(フィールドワーク)では、只見ブナセンターの職員からの解説を聞いたり、植物サンプルを採取したりしました。また、ただみ・ブナと川のミュージアムを見学して、只見の自然豊かな森林について講義と野外実習を通して知見を深めました。(2024/6/8)

振り返り学習として、フィールドワークで調査したデータをもとにグループ発表へ向けた検証と考察を行いました。(2024/6/12)

まず、調査で得られたデータを用いて原生的なブナ林とブナ二次林(本来あった森林が、自然災害や伐採などによって失われ、その後に自然に再生した森林)の特徴について比較しながら考察しました。

そして、ブナ林調査時の道中にあったミズナラ・コナラとブナの混合林や杉林の観察から、森林の遷移や人の手の加わり方について考察しました。
この考察は、報告書としてまとめられ、グループによるポスター作成・発表へと続きます。

今回の研修では、自然環境への観察眼、科学的に考察する力、レポートの作成方法を習得させることがねらいです。