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SSH(スーパーサイエンスハイスクール)

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今年度3期目の4年目となった本校のSSH事業。サイエンス日新館構想を掲げて様々な教育活動に取り組んでいます。
運営しているクリエイター

#会津学鳳

SSH ホバークラフト コンテスト

SSH ホバークラフト コンテスト

ホバークラフトの原理を理解し、スチレンボードを使って製作したホバークラフトを走らせ、タイムを競うコンテストが、高校1年SS(サイエンス探究)コースで行われました。(2024/10/16)

チームで協議し、競うことでものづくりの能力や課題を解決する力を養い、仮説を検証・考察し、レポートにまとめることをとおして、科学研究の一連の流れを身に付けることをねらいとしています。

ホバークラフトの材料は、ス

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ALMS中間発表会

ALMS中間発表会

高校生による会津地域活性化プロジェクト「ALMS」の中間発表会が、会津若松市内のスマートシティAiCT交流棟で開催されました。(2024/10/12)
中間発表会では、8つのグループがそれぞれのプロジェクトテーマで、これまで3回の検討会とフィールドワークから得られた成果を発表しました。

発表内容
①現状・問題・問題の要因を明確にしたテーマ設定理由
②フィールドワークで分かったこと
③課題解決策(

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震災当時の状況を知る~福島と宮城の状況~

震災当時の状況を知る~福島と宮城の状況~

東日本大震災や福島第一原子力発電所の事故と復興について考える「復興と廃炉に係る研修」を、2年生の海外研修に参加する生徒21名が受講しました。(2024/09/27)
2回目となる今回の研修は、被災体験をされた方から直接なまの声をうかがうことで、事故後における福島県の現状を県外・国外に伝えるために、生徒自身が正確な知識を理解し、発信できる力を育成することを目的として実施しました。

講師の一人目は、

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「SSH産業社会」での探究活動

「SSH産業社会」での探究活動

本校はSSH指定校として、総合学科の「産業社会と人間」に代えて学校設定科目「SSH産業社会」を1年次に2単位実施しています。生徒は希望によりGSコース(グローカル探究コース)とSSコース(サイエンス探究コース)に分かれて活動しています。
水曜日の6・7校時の「SSH産業社会」の授業を参観しました。(2024/09/11)

まず、学年全員の全体会で、個人PCや情報室使用のルール、ワークシート提出時

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フィールドワークから解決策を検討

フィールドワークから解決策を検討

会津地区の高校生が、会津地域の地域課題を企業自治体ともに解決し、会津地域を活性化させるというプロジェクト「ALMS 」(アルムス)の検討会が会津学鳳高校で行われました。(2024/09/07)

3回目となる今回の検討会では、夏季休業中に行ったフィールドワークで得られた知見をもとに、各グループで地域課題の原因は何かをワークショップ形式で考えました。

まず、(株)アクセンチュアの中村さんのファシリ

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電子顕微鏡から広がる新しい世界

電子顕微鏡から広がる新しい世界

本校の理科実験室には電子顕微鏡が導入されています。
これは「日立ハイテク理科教育支援活動」の協力で長期間借用しているものです。
株式会社日立ハイテクで製造されている卓上電子顕微鏡は、主に大学の研究室などにある高価な実験機材で、高校の理科室に導入されていることは大変珍しく、生徒たちは、電子顕微鏡からのぞく世界に感動と喜びをもって貴重な体験をすることができます。

本校はSSH(スーパーサイエンスハイ

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SSH 分子生物学実験で遺伝子診断

SSH 分子生物学実験で遺伝子診断

SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の事業の一環として、高校2年生サイエンス探究コースの生徒51名が、生命科学に対する興味・関心を高めながら、より高いレベルの知識と思考力を身につけるため、分子生物学実験講座を行いました。(2024/8/6-7)

この講座では、口腔粘膜細胞からDNAを抽出し、アルコールの代謝に関わる遺伝子の変異の有無を調べる実験を行いました。

「ALDH2遺伝子の多型解析」

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SSH 只見のブナ林研修

SSH 只見のブナ林研修

高校1年生が、只見のブナ林研修を行いました。(2024/5/29-6/12)
生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)に登録されている只見ブナ林について、特有の自然環境や生物多様性とその保護・保全、持続可能な環境・資源の利活用方法を講義やフィールドワーク調査をとおして理解することが目的です。

現地調査(フィールドワーク)では、只見ブナセンターの職員からの解説を聞いたり、植物サンプルを採取したりしまし

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SSH 月の起源を探る〜小型月着陸実証機SLIMプロジェクトについて〜

SSH 月の起源を探る〜小型月着陸実証機SLIMプロジェクトについて〜

基礎科学の大切さや先進的な科学の存在を知るとともに、生徒の探究活動の動機づけを図る目的として、SSH講演会を高校全生徒と中学3年生を対象に行いました。(2024/05/01)
会津大学コンピュータ理工科学情報システム学部門の本田親寿(ほんだ ちかとし)氏を講師として迎え、「月の起源を探る〜小型月着陸実証機SLIMプロジェクトについて〜」を演題に講演いただきました。

今回の講義では、月の起源や進化

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地熱を学習して 感じたこと 考えたこと

地熱を学習して 感じたこと 考えたこと

独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構の主催で行われた地熱学習イベント見学ツアーに本校生徒2名と宮城県の生徒がともに参加しました。(2024/02/03-04)
この見学ツアーは、12月21日に高校1年生の SS(サイエンス探究)コースの生徒を対象に行われた「会津の地熱発電や地熱資源開発についての講義」の関連事業です。

見学した施設は、熊本県北部の小国町の「わいた地熱発電所」。この発電所は、日

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SSH発表会の振り返り

SSH発表会の振り返り

令和5年度SSH校内成果発表会および課題研究発表会を、2月21日、本校を会場にして開催しました。

生徒の振り返りによる感想の一部を紹介します。

「とてもハイレベルな研究の発表が多く、なかなか理解することが難しいものもあったが、今回の発表会を通し、新たな発見や物の見方を得ることができた。また、今後自分が研究活動などをするにあたり、テーマや検証方法、まとめ方などにおいてとても参考になるものが多くあ

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令和5年度SSH校内成果発表会および課題研究発表会

令和5年度SSH校内成果発表会および課題研究発表会

本校は文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け今年で14年目となります。今年度の生徒の活動のまとめとして、そして研究成果等を広く周知するために、令和5年度の発表会を開催しました。(2024/02/21)

本校は、課題研究に係る取り組みとして「総合的な探究の時間」に替えて学校設定科目を設置し、全員履修としています。
併設型中高一貫教育校としての6か年を見通した教育課程と、

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SSH ジェンダー・ギャップについて考える

SSH ジェンダー・ギャップについて考える

ジェンダー・ギャップの大きい職業や職種におけるマイノリティの方をパネリストとして招いて、ジェンダーに関するパネルディスカッションをおこなう「サイエンスブロッサム養成講座」を開催しました。(2024/01/09)
ジェンダーやワークライフバランスに対する理解を深め、多様な価値観が反映される社会について考えるきっかけとし、科学技術をけん引する理系女子の育成につなげることが目的です。

高校1、2年生の

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