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会津学鳳の校舎建築 その弐

会津学鳳中学校・高等学校校舎の設計を手掛けたのは、日本を代表する建築家の原広司氏(原広司+アトリエ・ファイ建築研究所)です。
原氏は「バラバラに離れている個が自由にあらゆる集団を組むことができる」という意味の「ディスクリート(離散的集合)」という概念を基に学校づくりを考えられました。
この概念により、本校校舎は多様な集団が使える部屋とスペースにより様々な出会いが生まれるような空間構成になっています。
「会津学鳳の校舎建築 その壱」につづき、原建築の一部を紹介します。

高校棟のアクティビティ・ベルト 右側はロッカールーム 左側に各教室
アクティビティ・ベルトは1、2階吹き抜け ロッカールームと教室はブリッジでつながる
ロッカールーム 多目的な活動ができるスペース
ロッカールーム窓際に自習スペース
半円筒形の螺旋階段 ハイレベルな施工技術
所々にビビットなアクセントカラーも原建築の特徴
特徴的なデザインの照明 原建築ならではの造形
教室のドアや扉に共通する丸窓と四角い通気口は原建築アイテム

本校校舎は、文部科学省の「これからの高等学校施設~高等学校施設整備指針の改訂を踏まえて」の事例集(平成24年5月31日)で紹介されています。