会津学鳳の校舎建築 その弐
会津学鳳中学校・高等学校校舎の設計を手掛けたのは、日本を代表する建築家の原広司氏(原広司+アトリエ・ファイ建築研究所)です。
原氏は「バラバラに離れている個が自由にあらゆる集団を組むことができる」という意味の「ディスクリート(離散的集合)」という概念を基に学校づくりを考えられました。
この概念により、本校校舎は多様な集団が使える部屋とスペースにより様々な出会いが生まれるような空間構成になっています。
「会津学鳳の校舎建築 その壱」につづき、原建築の一部を紹介します。
本校校舎は、文部科学省の「これからの高等学校施設~高等学校施設整備指針の改訂を踏まえて」の事例集(平成24年5月31日)で紹介されています。