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実験して 分かるという実感 (高校)

高校2年生の物理(渡部裕次郎教諭)の授業です。「円運動と単振動」の単元で、糸に小球をつるした単振り子の周期を測定し、質量と振幅を変えても周期は変化しないことを実験で確認しました。(2024/09/18)

単振り子の長さを変えて計測

生徒たちは、2人ずつのペアになって質量の異なる金属、木、プラスチックの小球に変えたり、つるす糸を長くしたりして周期を測定し、結果を表にまとめました。

単振り子10往復の時間を3回計測して平均の周期を求める

各ペアが測定した結果を、個人PCからスプレッドシートに入力して、クラス全体でデータを共有します。

データを入力してクラス全体で共有

この実験結果と運動方程式から求めた値とを比較して考察することが、これからの授業のテーマです。
単なる知識の習得にとどまらず、実験をとおして学ぶ方法そのものを身につけることは、探究心や想像力を育て、将来の時代を生き抜く力を育むことになると考えます。