豊かな世界を目指して・・・「世界はつながっている」「私が起点」
SSH事業の一環として、高校1年生を対象にSDGsワークショップを実施しました。(2023/7/5)
SDGsに関する講義を受けた後、3つの世界に属する2~3人のグループに分かれてシミュレーションゲームに参加しました。
シミュレーションゲームでは、刻々と変化していく世界の経済・環境・社会の状況に合わせ、「お金」と「時間」カードを使って世界を発展させるための80種類のプロジェクト(貿易経路の整備、漁獲高の制限、Uターンの促進、砂漠化への対処など)を達成していきます。達成されたミッションに応じて、世界の状況はさらに変化していきます。
時には、同じ世界に属するほかのチームと交渉して、お金や時間の貸し借り・交換もしながら、ゴール条件の達成を目指します。
このシミュレーションゲームへの参加を通して、実際の世界に目を向けてみることで、
・私たちの何気ない(無自覚な)行動さえもが世界につながっていること
・世界に対して無関心ではいられても、無関係ではいられない現実
を感じてもらえたようです。
そして、ゲームの中での世界の状況(経済・環境・社会)メーターを共通の指標として、協力してその改善を目指すことは、私たちの住む世界における共通の指標としての役割=SDGsの意味を理解することにもつながったようです。