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ノーマライゼーションの実現を目指して

 「お互いの状態をよく理解しようとすること、そのためのコミュニケーションが大切なことが分かった。」「しっかりサポートできれば、安心して安全な生活ができる。」障がい者、高齢者の疑似体験や交流をとおしてどのようなサポートができるかを考える「ふくし体験出前講座」を受講した中学2学年生徒の感想です。

しっかりサポートできるかな

 5月24日(水)会津若松市社会福祉協議会ボランティアセンターから講師をお招きし、器具をつけたり、白杖体験や車いす競技をしたりして、どのような場面で困難を感じるのか実感しました。

ゴーグルとヘッドホン、おもりをつけて高齢者の疑似体験
車いす競技 ボッチャも体験
車いすバスケットボール シュート!

「疑似体験をとおして、高齢者は体力的にも精神的にも大変だということを感じました。これからは、祖父母やひいばあちゃんとははっきりとした声で会話するようにします。」「じいちゃんは車いすで生活しています。これからは、早めに勉強を終わらせてじいちゃんをサポートしてあげたいです。」
 中学2学年は、総合的な学習の一環として、共生社会・ノーマライゼーションについて学習しています。体験活動を通して、相手の立場に立って共生社会について考えることをねらいとしています。
 この後、生徒たちは特別支援学校の生徒と交流する予定です。