黒板アート甲子園で「優秀賞」受賞!
会津学鳳高校美術部13人が制作した「駆け出す!」が、「黒板アート甲子園2023」で全国2位相当の優秀賞を受賞しました。「黒板アート甲子園2023」は、黒板メーカーの日学株式会社が主催し、4部門に153校、241点の応募があった全国規模のコンクールです。
13人の生徒が、約3か月間、121時間をかけて制作したこの作品の制作の意図は
「女子高生が荒れ地に突き刺した剣は地面を裂き、その裂け目から馬が勢いよく飛び出し、輝く未来に向かって駆け出しています。馬はどこまでも駆け、花は咲き誇り、森はずっと大きくなります。
この作品のテーマは「復興」です。ここに描いた馬は福島県相馬地方の伝統文化・相馬野馬追をイメージしており、馬は希望と未来の象徴です。
花々は葛尾村の復興のシンボル、クリムゾンクローバーです。私たちのふるさと福島の復興が進み、荒れた大地に輝かしい風景が戻り、明るい未来に向かって駆け出していることを表現しています。
私たちも歩みを止めず成長し、それぞれの道を歩いていきます。過去に傷を負った土地の記憶があっても、諦めずに勇気を持って切り拓いていくことで希望が生まれることを、この作品をから感じ取って欲しいです。」
会津学鳳高校美術部は、2019年の最優秀賞受賞から5年連続の受賞となりました。