SSH ホバークラフト コンテスト
ホバークラフトの原理を理解し、スチレンボードを使って製作したホバークラフトを走らせ、タイムを競うコンテストが、高校1年SS(サイエンス探究)コースで行われました。(2024/10/16)
チームで協議し、競うことでものづくりの能力や課題を解決する力を養い、仮説を検証・考察し、レポートにまとめることをとおして、科学研究の一連の流れを身に付けることをねらいとしています。
ホバークラフトの材料は、スチレンボードの他、ビニール袋、モーター、プロペラ、電池など。基本形は同じだが、地面との接触抵抗を減らし、いかに早くまっすぐに走らせるかが競技のポイントです。
競技のルール
①機体の特徴をプレゼンしてから準備をする。
②スタートラインにホバークラフトの先端をセットし、機体の一部が8m先のゴールラインを通過するまでの時間を競う。
③制限時間は3分、ゴールできなかった場合は走行距離が結果となる。
④コース途中で止まってしまった等の場合、再スタートは可能だが計測時間はリセットされない。
生徒たちはチームで協力し、事前に試走させながら浮力と推進力の2つの力を効率よく発揮できる方法を工夫してコンテストに臨みました。
結果は、制限時間内に9チーム中6チームがゴールし1位は5.56秒でした。
左右の微妙なバランスが難しく、直進できなかったものがいくつかあり生徒たちは苦戦していました。
生徒たちは、限られた条件の中で、浮力と推進力の2つの力を最大限にするためにはどうすればよいのか、参考文献を検索したり、試作したりしながら実験を重ねました。
今後、生徒たちは仮説をもとにした実験をまとめ、コンテスト競技の結果に考察を加えて、レポートを作成します。