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「心を見る。自分を見る。」

会津学鳳高校2年生の3名の生徒が講師を務める特別授業が、高校でも2年生を対象に行われました。(2023/12/15)
この特別授業は、3名の生徒が「ヤングケアラー」についての課題を知り、フィールドワークをとおして考察した結果、「ヤングケアラー」を多くの人に知ってもらうことが大切と考え、実践したものです。

「ヤングケアラー」について少しでも多くの人に知ってもららうため、3名の生徒は、ポスターやチラシをデザインし、掲示や配付を依頼する活動も行っています。

特別授業を受けた高校生の感想
「自分の時間も取れず相談もできずに抱えている同年代や年下の子供が多くいることを知り、とても驚きました。もしヤングケアラーの人が身近にいたら、いつでも相談を受け付けるし、大変なのを一人で背負わせずその人の支えになりたいなと思いました。」
「正直、ヤングケアラーはいつだれがなってもおかしくないと感じたので、自分がもしなってしまったときは誰かに相談したりなどなるべく早く対策をとり、もし身近な友達などでなった人がいたら、積極的に寄り添い、一緒の立場になって考えてあげることが大切だと考えました。」
ヤングケアラーと気づかない人が多い、またヤングケアラーの人たち本人は周りの気遣いや声掛けで救われる、という話を聞いてヤングケアラーに対する考え方が変わりました。 周りにはヤングケアラーを自称している人はおらず、また自分自身もヤングケアラーではないのですが、もしヤングケアラーの人と出会ったらその人の支えとなって自分にできることを見つけて取り組みたいと思います。」

この活動には、SOMPOホールディングス、会津若松市役所子ども家庭課からのご支援をいただきました。
活動の成果は「ALMS」成果発表会で発表されました。