英語でディベート「コンクリート住宅を禁止すべきか」
高校2年生の英語コミュニケーションⅡ(水上菜緒教諭)の授業です。
生徒たちは、教科書のレッスンで、かつて世界各地には特徴的な伝統住居が多くあったが、現在は近代建築が増え世界中の住居が似通ってきたことを学びました。
そのうえで「日本政府は国民がコンクリート住宅を建てることを禁止すべきか」というテーマで英語によるディベートを行いました。(2023/6/19)
肯定チームと否定チーム3人ずつのチームに分かれ、それぞれ理由を述べ合いました。相手の理由から論点を再構築して、反論を述べ合いながら討論しました。
ディベートしているチーム以外の生徒は、ジャッジとしてより説得力なるチームを判定
英語でどう伝えればよいのか分からず、言葉に詰まってしまう場面がありましたが、ジェスチャーを交えながら自らの考えを伝えようとする生徒の姿が印象的でした。
分かりやすいスピーチをするために使われる「主張→理由→例→主張」という型は、その英語の頭文字をとって「AREA」といわれます。
まず1番伝えたいことを初めに述べ、次に理由、そして現実味や説得力を持たせるための具体例、最後にもう一度主張を繰り返します。
生徒たちは、この単元をとおして、論理的思考力や瞬時に考え判断する能力、批判的思考力、そして何よりも表現力が養われました。