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SSH 紙の家 建築コンテスト

紙を使ってできるだけ丈夫な構造物をチームで競いながらつくるコンテストが、高校1年SS(サイエンス探究)コースで行われました。(2023/10/18)
チームで協議し、競うことで課題を解決する力を養い、仮説を検証・考察し、論文にまとめることをとおして、科学研究の一連の流れを身に付けることをねらいとしています。

どのような構造が強度を高くすることができるのかチームで協議する

ルールは、コピー用紙6枚を使って、一定の大きさの空間を確保した構造物を作製し、その屋根の上に乗せることができるおもりの数を競うものです。
定規、筆記用具、カッターナイフ、カッターマット、はさみは使用できますが、のりやセロハンテープは使用できません

制限時間内に制作した紙の建築物

制限時間は15分、生徒たちはチームで協力し、事前に試作をつくるなどしてコンテストに臨みました。
結果は、10チーム中3チームが25gのナットを30個乗せることができました。

おもりのナットを乗せて強度を競いました

生徒たちは、限られた条件の中で、建築物の強度を最大限にするためにはどうすればよいのか、参考文献を検索したり、試作を繰り返したりしながら試行を重ねました。
これから、コンテストで得られた成果をもとに、仮説を検証し、考察を加えて論文を作成します。