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SSH 放射線を正しく理解する放射線実習セミナー

高校1年生「SSH産業社会」でSSコース(サイエンス探究)の生徒52名を対象に、放射線実習セミナーを実施しました。(2023/7/24)
まず、東北大学名誉教授で工学博士の長谷川晃氏による「放射線・放射能とは 原子、放射線、人体への影響について」の講義を受けました。生徒は、放射線を正しく理解し、どう対応すればよいかを学びました。

実習では、霧箱による放射線の観察として、通常見ることができない放射線を霧箱を使ってα線やβ線を観察する実習を行いました。
その後、簡易型放射線測定器を使って身の回りの様々な場所で放射線の測定を行い、その存在を確認したり、鉛などが放射線を遮る様子を他の素材と比較して調べたりするなどの実習を行いました。

霧箱を使ってα線の飛跡を観察 長さは? 1秒間に何個? 間隔は一定?

生徒たちは、放射線についての基礎的な知識を習得するとともに、日常生活における放射線を正しく理解し、どのように対応し、行動すればよいかを学びました。

β線は見つけられたかな?