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会津学鳳高校創立百周年記念式典が行われました

創立百周年記念式典が、會津風雅堂で行われ、在校生及び関係者1,100名余りの出席者が、百年の節目を祝いました。(2023/9/16)
遠藤利晴校長が式辞を述べ、創立百周年記念事業実行委員長の鵜川佳子同窓会長、大沼博文県教育長、父母と教師の会山口朗会長からあいさつをいただきました。
式辞での「在校生の成長が社会の希望」というメッセージに対して、生徒代表あいさつで齋藤陽菜生徒会長が「伝統を引き継ぐ者として志高く未来へ羽ばたく」と誓いを述べました。

生徒代表挨拶を述べる生徒会長齋藤陽菜

内堀雅雄知事、渡辺義信県議会議長、室井照平会津若松市長、鈴木芳人県高校長協会長からそれぞれ祝辞をいただきました。

内堀知事より祝辞をいただく

また、歴代校長、歴代PTA会長、永年勤続者に感謝状が贈られました。

鵜川実行委員長から歴代校長代表源後正能氏へ感謝状が贈られる

記念講演では、東京大学薬学部教授 池谷裕二 氏が「AIと脳の未来」をテーマに講演しました。

池谷氏は、囲碁やドローン競技で人工知能(AI)が人間に勝る事例をもとに、創造、芸術、ひらめき、気配りといったことは、人間ならではの能力と思われているが、実は人間が苦手としていること、そしてそれらは人工知能が得意としていることをわかりやすく解説しました。

さらに、人工知能(AI)に対して人間の強みを強調するのではなく、協働していくことを目指すべきとし、これから求められる能力としてはセンス、見識、時代を見抜く力であり、人工知能(AI)を活用する能力として欠かせないと述べました。

生徒代表から花束を贈られる池谷氏

また、学習法の極意について、科学的なデータをもとに効率のよい学習について、脳科学者の立場からアドバイスをいただき、生徒たちにとっても大変興味深い講演となりました。