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臆せず伝えることの大切さ~台湾の高校生との交流~

 令和6年11月6日、台北市立建國高等中學の1~2年生34人が福島に来県し、本校との学校交流を行いました。建國高等中學と会津学鳳高校とはSSHの海外研修で数年来交流をしていますが、本校を訪問するのは今回が初めて。迎えたのは高校2年SSコースで12月に台湾研修で建國中学を訪問予定の21人です。台湾国内で最難関の男子校の生徒たちとの交流、どんな時間になるのでしょうか?
 実は、11月1日に生徒たちはオンライン・ミーティングを開催して画面上での交流をしていました。台湾の高校生たちは、オンラインのクイズ(kahoot!)の素早い解答、流ちょうな英語で本校の生徒を圧倒しました。
でも、そんな事前の交流があったからこそ、本校生たちはしっかりと対面での交流に臨めたのでしょうね。
 本校生は1~2名の台湾の高校生をアテンドしながらオリエンテーション、校舎見学、授業体験を行いました。

到着してすぐのオリエンテーションでは、お互いの校歌を披露しました。
高校棟に掲示されている書道パフォーマンスの作品の迫力に圧倒されています。
授業体験の様子。建國中學は歴史ある学校で建物も歴史があり、本校の近代的な建築にも興味を持っていたようです。
担当の高校生たちと交流。会津の紹介をしました。タブレットを使いながら積極的に話をする本校生の様子がとても頼もしく感じられました。
お互いの学校生活についても情報交換。

 昼食には中学校の給食を体験してもらいました。この日のために本校の栄養士さんが計画してくれたのはこづゆ、ソースカツ丼、会津乳業(べこの乳の会社です)牛乳という会津らしいメニュー。さらに、会津農林高校さんのご協力のもと、高校生が育てた林檎も提供しました。(会津農林高校さん、ありがとうございました!)

配膳も日本の給食と同じように行いました。
会津の秋を感じるメニューを美味しくいただきました。

 午後の交流でも積極的に言葉をかけ、一生懸命にコミュニケーションをとろうとする本校生の姿がありました。臆せず話すことで相手に思いを伝えることの大切さを(伝えられないもどかしさも)実感したのではないでしょうか?
 楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。バスを見送る本校生たちは名残惜しそうにいつまでも手を振っていました。
 12月の台湾研修では、ぜひたくさんのことを学び、今回来てくれた生徒たちとの親交をさらに深めてきてください。