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厳しい暑さを迎える前に

厳しい暑さを迎える前に、中学2年生の生徒たちが熱中症対策について学ぶ出前講座を受講しました。(2024/05/28)
この講座は、福島県気候変動適応センターが、学校生活等における熱中症予防対策を促すために実施したものです。

「梅雨明け後の数日後に、熱中症で搬送される件数が急増します」

生徒たちは、地球温暖化による福島県内の気候変動の状況や熱中症予防の指数であるWBGTについて説明を受けました。
その後、数人のグループに分かれ、専用の計測器を使って校内の各地点でWBGTを測定しました。

WBGT計測器を使って校内の各地点を計測中

当日はあいにくの雨模様となりましたが、場所によってWBGTが違うことを体験し、室内でも熱中症対策が必要なことを学びました。

資料から考えて質問する生徒

受講した生徒の感想
「熱中症は、自分が気付かないうちになったりするので、日常的に気温が上がっている今だからこそ、常に注意しなければならないと思いました。地球温暖化は、二酸化炭素の排出などが原因となるので、二酸化炭素の排出を減らし、熱中症のリスクを少しでも減らせるようにしていきたいと思いました。」(中学2年生 男子)
「WBGTという指数を初めて知り、何を表すものなのかが分かりました。僕は野球部なので、炎天下で運動することが多いため、今日学んだ対策や知識を部活動や日常生活で活かして、熱中症にならないよう安全に過ごしたいと思いました。」(中学2年生 男子)
「地球温暖化が世界中に影響する大きな問題だということは、何となく知っていました。しかし、これほど深刻なことになっているとは知りませんでした。地球温暖化防止のために、節電やごみの減量など、これからできることを実行していこうと思いました。」(中学2年生 女子)

地球温暖化の原因について学ぶ

生徒たちは、地球環境問題を考えながら、涼しい服装をすることや水分、塩分の補給をこまめにするなど熱中症の対策について理解を深めました。