１２月３日から３泊４日で、中学３年生が沖縄に研修旅行に行っています。

ひめゆりの塔と平和祈念資料館

　２日目（１２月４日）午前中のコースは、ひめゆりの塔と平和祈念資料館です。まず、ひめゆりの塔で、本校を代表して３年A組の代表生徒による平和への誓いと献花を行いクラス全員で黙祷を行いました。その後、B組とC組もそれに続き黙祷を行います。
　南国の木々に囲まれ、時折聞き慣れない鳥のさえずりも聞こえます。ひめゆりの塔には静かに時が流れているようで、７９年前の悲惨さが嘘のようなのどけさでした。

しかし、私達と同じ年代のひめゆり学徒隊が、確かにここにいた

　ひめゆりの塔に祈りを捧げた後は平和記念資料館へ。ここでは沖縄戦におけるひめゆり学徒隊の悲劇を証言映像や写真などを通して伝えています。
　戦争が始まる前、にこやかに微笑む女子生徒たちが、軍国教育を受け、戦争に動員され、命を落としていったのか。生き延びた生徒たちの証言映像によってたどります。昨日、糸数アブチラガマを見てきた本校生たちには学徒隊の思いが突き刺さるように心に残ったようです。一度見た展示室にもう一度戻り、釘付けになって映像を見ている生徒の様子がとても印象的でした。

アメリカの文化に触れ、国際交流に挑戦

　午後は、北谷アメリカンビレッジで昼食をとった後、Eアドベンチャーに挑戦です。沖縄に住む英語がネイティブのホストファミリーと半日行動を共にし、英語によるコミュニケーションの力を試すものです。
　班ごとに担当してくれるホストファミリーを見つけ、軽く挨拶を交わした後、車でそれぞれの場所へ行きました。およそ３時間半の交流でしたが、帰ってきた時には、笑顔でコミュニケーションを交わし、とてもいい交流ができたようです。