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高校生から大学教授の講義を受講

会津学鳳高校は、会津大学との高大連携に関する協定書の規定に基づき、本校生徒が、会津大学の授業科目を大学で聴講したり、スポット講義として出前講座を受講したりすることができます。
このうちスポット講義は、高校生のうちから大学の高度で専門的な授業科目に触れることで、広い視野と柔軟な思考力を育むことを目的に実施しているものです。
会津大学教授 齋藤 寛 先生による「AIとIoTを活用した地域課題解決」と題した出前講座を高校1年生が受講しました。(2024/10/08)

講義では、AIやIoTとは何かを知り、それらを活用した地域課題解決の事例として、野生動物警報システム自動走行ロボットを紹介いただきました。
AIやIoTを活用したシステムが、クマなどの野生動物による被害を減らしたり、ロボットが果実の収穫時に農家の人の負担軽減に役立つことが分かり、AIやIoTの研究が地域の課題解決につながることを講義から学びました。

受講した生徒の感想
「会津大学が会津地域の自治体と協働して地域課題の解決に取り組んでいることが分かった。会津地域が、他の地域に先行してデジタルで社会の課題解決の事例となるに充分な要素を持っており、それらを活かすことについて私たちも考えなければならないと感じた。」(高校1年男子)
「講話の中で一番印象に残っているのは、野生動物警報システムについての話だ。トライアンドエラーを繰り返し、システムをどんどん改良する過程が面白いと感じた。今まで、AIやIoTを用いた地域課題の解決をしている事さえ知らなかったが、講話により興味を持つようになった。理工学系の大学進学志望なので、入学後はこのような分野を学びたいと思った。」(高校1年男子)
「私は、たくさんの膨大なデータをもとに世界中どこでも活用できるAIのシステムがあることを知れて、とても貴重なお話を聞くことができたと思った。AIの技術はこれからの地球の様々な環境問題に対応できる便利で役に立つものと学べたので、AI技術をもっと上手に活用していきたいと感じた。」(高校1年女子)

本校では、会津大学短期大学部とも高大連携に関する協定を交わしており、同様の事業を行っております。