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高等学校 日常の授業より①

高等学校の普段の授業の様子です。
高校2年生の「化学」では、「物質の状態とその変化」の単元で、金属結晶の構造の特徴について学ぶ授業が行われました。(2023/10/30)

金属結晶の結晶格子の種類について学び、本時のねらいを把握

生徒たちは、結晶格子の種類について説明を聞いた後、Google classroomで配信された「課題」について、同じく配信されたシミュレーションサイトや模型を活用したり、説明の資料をくり返し確認したりして、自分の考えをプリントにまとめました。

各自のタブレットPCで結晶格子のシミュレーションサイトを活用

授業の後半では、各班で各自の考えを共有して一つにまとめ、まとめたプリントを写真に撮ってGoogleスライドに貼り付けました。
次の時間は、結晶格子の種類ごとに課せられた「課題」について、各班でまとめた考えを発表して「学び」を共有します。

高校2年の「古典探究」では、「源氏物語」の単元で、読み解くために必要なことを知る授業が行われていました。(2023/11/1)
生徒たちは、冒頭の「いづれの御時にか、女御、更衣あまた候ひ給ひける中に・・・・」を読みながら、書き出しの効果を考えたり、内容を正しく把握するためには後宮の秩序など当時の感覚でものを見ることが必要であることを学びました。

身分上のルールを知り、物語を読み進める

自分の考えをプリントにまとめたり、教師の問いに対して自分なりの意見を考えたりした後、生徒同士で意見交換して学びを共有しながら授業は展開しました。

生徒同士で意見交換して学びを深める

一斉授業においても、教師が「学習の個性化」が図れるよう、生徒一人一人に学習活動や学習課題に取り組む時間を確保しています。
また、学習内容の理解を定着させる観点から、単に問題演習を行うだけではなく、生徒同士が意見を交わしたり、内容を他者に説明したりするなどの生徒同士の学び合いにより、生徒が自らの理解を確認し定着を図るなど「協働的な学び」が充実するようきめ細かな工夫が行われています。


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