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SSH 探究活動発表会

高校1年生のSS(サイエンス探究)コースの生徒による探究活動発表会を「SSH産業社会」学年発表会と並行して行いました。(2024/01/31)
1年次のSSコースの生徒は、関心がある分野ごとに5名程度の班に分かれ、研究テーマを設定して、これまで活動してきました。

同学年の生徒たちに発表する化学班

発表したテーマ
「重力加速度の測定」(物理)
「ばね定数の測定と最小二乗法」(物理)
「光合成色素と植物の系統の関係」(生物)
「酵素および基質の量と生成物量の関係」(生物)
「アセチルサリチルの合成と収量(化学)
「カフェインの分離と定量」(化学)
「ベナール対流を可視化しよう!」(地学)
「統計データを利用して、隠れた関係を明らかにしよう!」(情報)
「LEGO Mindstormで宇宙エレベータを作ろう」(情報)
「神経衰弱の規則性」(数学)

先生の前での発表で緊張する数学班

発表した生徒の感想
「自分で理解していて伝わると思っても、意外と相手には伝わっていないことがあるので、客観的に考えることが重要だと感じました。その場で質問されて答える経験は少ないため、適応力を身につけるよい機会でした。質問に答えるにはそれに対する正しい知識も必要なため、正しく自分の研究について理解していることが大事だと学びました。」
「今回の発表では、人前でも普段通りのパフォーマンスを発揮するよい機会であったと思う。約2か月間かけて実験、調査を行ってきたので研究の成果を出しきることができるかどうかとても緊張したが、発表はうまくこなすことができた。また、先生からの質問にも答えることができ、調べたことが身になっていることを実感できて嬉しく思った。」
「今回の発表内容としては、かなりマニアックな難しい研究になってしまい、そもそも何について研究したのか理解してもらうことが非常に難しかった。難しい内容をいかにわかりやすく第三者に説明するかを今後も学び続けたいです。」
「すべての発表を通して、自分たちが調査したことについての理解・研究不足があり反省しました。生徒の前での発表ではあまり相手から質問が出なかったことや、しっかりと質問に答えられていたため大丈夫だと過信してしまいました。しかし先生方の前で発表すると、緊張と不安で自分が何を話しているか分からなくなってしまいました。また質問されたとき、質問者の先生の納得する回答を用意できず終わってしまったことが後悔です。研究の背景と結果の繋がりが弱く、中身が充実していなかったと思いました。今回は沢山の失敗と経験を積んだ発表会だったと思います。これから場数を踏んでもっと成長していきたいし、中身のある、不備の無い研究をしていきたいと思います。」
「質疑応答で「ベナール対流」のことやなぜこの物質を用いたのかなどを分かりやすく伝えることができたので良かったです。とても楽しかったのでまたやりたいです!!

代表発表班は、2月21日(水)本校で開催される令和5年度SSH研究成果発表会および課題研究発表会でも発表いたします。一般の方も参観することができますので、案内をご覧いただき、ぜひお越しください。

みんなにも読んでほしいですか?

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