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"Biology in Space?!"

「英語による科学講座」が高校1年生の SS(サイエンス探究)コースの生徒を対象に行われました。(2023/12/20)
生徒が科学に対する興味・関心を高めるとともに、科学の国際性と科学英語の重要性を認識すること。そして、海外において活躍できる科学技術者の育成につなげることが目的です。

講師は、会津大学コンピュータ理工学科 准教授 奥平 恭子 先生
講義のテーマは"Biology in Space?!" 講義はほぼ All English
What is the study of astrobiology?
(宇宙生物学とはどんな学問なのか。)
She spoke about "Dandelion Project", astrobiology experiments on the International Space Station to capture dust containing microorganisms and organic matter floating in space.
(国際宇宙ステーションで、宇宙空間に漂う微生物や有機物が含まれている塵を捕まえる宇宙生物学実験「たんぽぽ」計画について) など
Also, she spoke in easy English so that the high school students could understand her lecture.
(高校生にも分かりやすい英語でお話しいただきました。)

Students also ask questions in English(生徒も英語で質問)

受講した生徒の感想
「今日の講義は全部英語によるものだったが、思っていた以上に教授の言っていることがが聞き取れた。地球以外の惑星や衛星に生物がいるかもしれないという興味深いお話を聞くことができて、宇宙に対する関心が高まった。火星探検の話はテレビなどで聞いたことがあったが、その他のイオやタイタンなど他の衛星にも生物がいるというエビデンスがあることにとても夢があるなと思った。また、授業の後半ではプレゼンテーション時に使えるテクニックを教えていただけて、次のSS活動発表で使いたいと思った。」
「私も宇宙に生き物がいると思います。今回の講義を通して宇宙へのロマンを再確認しました。ないということを肯定するのは難しいけれど、あるということの可能性を信じることはできるので、私も自ずからの可能性を信じていきたいです。英語での講義は不安でしたが、思ったよりも理解できてよかったです。しかし、完全に聞き取れたわけではなく、質問を作るという時に思考停止してしまい、自分の英語の未熟さを感じました。授業だけではなく自分から英語に触れる機会を積極的に作りたいです。」

Students also ask questions in English

「今回の講義で学んだことは2つあります。1つ目は宇宙にはたくさんの環境があるということです。宇宙で生物を探すといえば火星だけかな、などの漠然とした考えしかありませんでした。しかし、それぞれの衛星にどんな環境(メタン湖、火山、紫外線が強い)があって、なぜ生物のいる可能性があるかが分かりました。2つ目は英語の重要性です。英語を話すことや読むことができれば知識を吸収したり、発信したりすることがもっと多くの人とできるようになることを改めて理解しました。自分は英語が好きなのでより力を入れて勉強していきたいです。」

奥平恭子先生には
会津大学と会津学鳳高等学校の高大連携協議会委員
会津学鳳中学校・高等学校スーパーサイエンスハイスクール運営指導委員
をお務めいただいております。
貴重なご講演ありがとうございました。


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